ICSサーボマネージャーV2.0セッティングのお話

2014年2月14日 <サーボ> < ICS > ICS USB アダプターHS PCの設定・インストール

こんにちは!
今回はサーボマネージャーV2.0でRSxシリーズのセッティング変更をする場合のハウトゥーお話です!

現在販売されているRSxシリーズ、RSx2シリーズ、RSx one 10、RSx one10 Response に対応したサーボマネージャーICSサーボマネージャーv2.0を使用すると、マルチセッティングアダプターを使用した場合よりも多くの段階設定が可能で、より細かな調整ができるようになり、より「かゆいとことに手が届く」ような設定ができるようになります

ICSサーボマネージャーV2.0を起動すると、下のような設定画面が開きます。このソフトでのセッティング可能なパラメーターは ①ストレッチ1 ②ストレッチ2 ③スピード ④パンチ ⑤デッドバンド ⑥ダンピング ⑦リバース の7項目です。

たくさんの項目がありますが、セッティング変更はとても簡単です。

以前の記事にあるようにソフトウエアをPCにダウンロードしておいてからICS USBアダプター(HS)をRSxシリーズサーボと接続、インストール時に自動生成されているソフトウエアのアイコンをクリックしてからCOM設定をすればオートで現在のRSxサーボのセッティングが読み込みされます。セッティングの変更には設定変更したい項目の数値を書き換えるか、▲▼マークをクリックして数値を変更して、最後にWriteを押すだけですので5秒もかかりません。

それでは、ステアリング性能向上のための各項目についてのハウツーを紹介します。
慣れるまでは変更項目は1箇所づつにして、効果を理解してみてくださいね!







 

1.ストレッチ1(Strech1)

プロポのハンドルをニュートラルからほんの少し操作したきり始めの保持力(サーボのパワー)を設定します。ほんの少しの領域だけを調整する理由は、RCマシンのコーナリング開始時の反応特性をコーナリング後半とは別個に設定するためです。ストレッチ1はハンドルきりはじめのパワーを適正化することで、ローグリップ時にはスリップアングルの発生を抑えるとともにハイグリップ時にはよりパワーをあげることでクイックにステアリング特性を仕上げることも可能です。

 

セッティングの際にはまずは初期設定値より5ぐらい数値を大きくして走行してみます。
変更前に比べてステアリングのきり始めが反応しなくなったらサーボのパワーが出すぎていて、グリップを逃がしてしまっている状態です。次は10ぐらい下げて走行してみましょう!
また、逆に変更前に比べて反応が良くなるようなら、グリップしている証拠なのでさらに高い数値を試して見ます。このように、前回との比較
を繰り返しテストすることで、傾向をつかんだら、最終的に設定変更幅を減らしていくことでぴったりのフィーリングの設定値を探ることができます。ただし、ストレッチ1を大きくするとフロントタイヤのタレや磨耗も速くなりますので注意してくださいね! 

2.ストレッチ2(Strech2)

上記のストレッチ1を除いた全域での保持力を設定します。ストレッチ2のセッティングの際に注目するのはコーナーリング中盤から後半のマシンの挙動です。きれいに思ったラインにマシンが走っていくところに調整します。

セッティング方法はストレッチ1同様に、まずは初期設定値より5ぐらい数値を大きくして走行してみます。後半にハンドルは切れているのに旋回してこない場合はストレッチ2が強すぎるので、次回は10ぐらい下げてみましょう。逆に、コーナー後半の旋回半径が小さくなって速いスピードでコーナリングできるようにった場合は、さらに高みを目指して初期値+10も試してみましょう!変更前に比べてステアリングの後半までハンドルの効きがいいと感じるところがベストセッティングでしょう。

セッティングアダプター+RSxカードで設定変更するより細かな数値調整ができるので、さらに追い込んだ調整が可能となり

3.スピード(Speed)

サーボの動作速度を調整します。RSxサーボではどの機種も初期値は127となり、最高速度です。オンロードではストレッチ1、ストレッチ2がいい感じになったのに走行時間が長くなってくるとフロントタイヤがタレてしまうときに少しサーボスピードを落とすことでタレを防止することができます。ダスティーなオフロード路面を走行するような際にも、フロントタイヤのスリップアングるの防止に有効でしょう。丁度、プロポにあるステアリングスピード機能と同様の動作をします。

4.パンチ(Punch)

サーボの動作開始時のパワーを調整できます。ストレッチ1との違いは??となり易いところです。上記のストレッチ1の項目の挿絵にあるように、ストレッチ1には領域があり、その範囲内のパワーと思ってください。パンチは、さらにそのストレッチ1の初期の、動きはじめのパワーです。

直線をまっすぐ走るときにふらふらしてしまうような場合にはパンチの設定を下げると穏やかになります。また、「初期の初期」が足りない場合はパンチを大きくします。RSxone10Responseはレスポンス重視なので初期値でパンチは10に設定されています。

5.デッドバンド(DeadBand)

実車ではハンドルの遊び、ラジコンのシャーシで言うとリンケージのガタに相当するパラメーターです。小さい数値を設定するほどに微小範囲でニュートラルを保持するようになり、切り始めの特性もクイックに反応するようになります。ただし、デッドバンドの狭い状態はリンケージで言うところの「適度なガタが無い状態」ですので直進性に悪影響を及ぼすことがあります。ご注意ください!

6.ダンピング(Damping)

ラジコンカーの多くにはダンパーが付いていますね。路面からのショックを吸収したりサスペンションの作動速度を制御してタイヤの接地性能を上げ、走行性能を向上させるものです。ダンパーの効きはオイルやピストンで変更しますが、サーボの停止特性を制御するための機能がこのダンピングです。

ダンピングの数値を大きくするとダンパーを柔らかくしたときのように軽いサーボの停止動作を実現し、プロポで操作した指令の柁角の位置まですばやく到達します。サーボは停止時には少し行き過ぎてから柁角の位置まで戻る特性となりますので、マシンの動きも軽く、すばやい動きになります。ただしあまり大きな数値にすると行き過ぎる量も多くなり走行中のマシンの動きもおかしな感じになりますのでやりすぎ注意です。

逆にダンピングの数値を小さくすると重いダンパーの動きです。サーボは停止時には早めに制動をかけて正確に指令位置で停止しますが、目的地までの到達速度は若干下がり、走行中のマシンの動きには重みが出るようになります。PDSシリーズまでのICS マネージャーでは2段階での設定しか取れませんでしたが、ICSマネージャーV2.0ではより細かな設定ができます。車の曲がりっぷりの重みというかなり特殊な表現ですが、是非お試しいただき、体感してみてください!


もし、セッティングの迷路にはまってしまったときにはKOPROPOホームページから初期設定をダウンロードできますので、リセットしたい場合も安心です!

今回もお読みいただき、有難うございました!

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