EX-NEXT バッテリーフェイルセーフのお話し

2021年10月15日 EX-NEXT プロポ関連記事

こんにちは!

今回はEX-NEXTのバッテリーフェイルセーフ機能の紹介です。

サーキットやお電話でお問い合わせが時折ある事例なのですが、
「プロポがバイブレーションして、メカも動かない」とご質問がありました。
これはプロポや受信機のトラブルではなく、受信機への供給電圧が低下している警告です。

 

「FUNCTION」→「TLMY」→「BT F/S」と進んでENTを押すと『BATTERY FAIL SAFE』が表示され、

「CURRENT」が現在の受信機に供給されている電圧になります。

 

EX-NEXTの工場出荷状態では、5.5Vを下回るとバイブレーションでお知らせするようになっています。
もし、画像のように電圧が低下してバイブレーションが起動したら以下の点をチェックしてみてください。

 

1  エラー表示を確認する

バイブレーションが起動してしまったら、EX-NEXTの初期画面で「BACK」ボタンを長押ししてください。

受信機の電圧低下が原因だった場合は、このように表示されます。

「受信機電圧が低いです」とお知らせします。

 

工場出荷状態はフェイルセーフ機能がOFFになっていますが、もしONに設定している場合にフェイルセーフが起動すると「RECEIVER FAIL-SAFE:」に「ACTIVE」と表示されます。これは「受信機電圧が低いので、フェイルセーフが起動してます」という意味です。

 

それでは原因を探っていきましょう

 

2 走行用/受信機用バッテリーの電圧をチェック

通常は満充電で8Vを超えていますが、1セルが破損して半分くらいの電圧しかないことがあります。
これだと設定値の5.5Vを下回ってしまうので、バッテリーフェイルセーフの警告が起動します。
バッテリーチェッカーやテスターでバッテリー電圧をチェックしてみてください。

受信機バッテリーの破損は、エンジンカーでは暴走などの大事故を招きかねません。早めにバッテリーを新しい物に交換しましょう。

 

3 スピードコントローラのBEC電圧に問題?

走行用バッテリーの電圧は問題ないのに、電圧が5.5Vを下回っていた場合は
スピードコントローラのBECが破損していることがあります。スピードコントローラを交換して改善するか試してみましょう。

 

4 フェイルセーフの設定電圧が高すぎる

工場出荷状態よりも高い電圧に設定することが可能になっていますが、

高すぎるとメカやバッテリーは問題がないのに、フェイルセーフ機能が動作してしまうことがあります。

特にスピードコントローラのBECは負荷が掛かると一瞬電圧が下がってしまうことがあるので、

電動カーでご使用の場合は5.5Vまま走行されるのをオススメします。

 

以上となります。

急にプロポのバイブレーションが起動するとビックリするかもですが、落ち着いて原因を探してみてください。

バッテリーやメカのコンディションを確認しならがら、安全にRCを楽しみましょう。

今回もお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

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