EX-2新機能!MiniZに便利なOFFSETのお話
こんにちは!
EX-2が発売になりました!
お盆休みにあわせて発送することができたので、夏休みにお手にとっていただいた方も多かったようです。今年の夏は特に暑いですから、インドアラジコンでEX-2やEX-6とMiniZ MR-03VE PROをお試しいただいた方もたくさんいらっしゃるようです。
今回は、EX-2のTH OFFSET機能をミニッツで活用するTipsを紹介します。
京商様から販売されているEX-6でも同様の操作が可能です!
MiniZは京商株式会社が販売する1/27スケールのスモールRCカーで、手のひらに乗るコンパクトサイズながら非常に速いスピードで走行可能になるチューンナップが可能です。サーキットを高速で走行すると、ブレーキ操作が必要になる場合もあります。RCのプロポでは、ブレーキとバック操作は同じスロットルトリガーを「押す」操作を行うので、ブレーキのフィーリングを調整するとバックも一緒にフィーリングが変わってしまいます。
そこで、EX-2のオフセット機能を活用すると、ブレーキ⇔THトリガー押す、バック⇔ボタンを押すという様に、まったく別の操作に分けることができます。ブレーキを調整しても、バックに影響しない設定が可能です。
Xpansionの設定方法
OFFSET機能の設定は、初期画面→スロットル→(メニュー2)→オフセットと進みます。スロットルメニューは2ページになっていますので一度メニュー2のアイコンを経由してください。
オフセットメニューでは5つの設定項目があります。この写真の設定は、いきなりですがオススメの設定が済んでいる状態です。「とにかく使えればいい」場合は、このままコピーしていただければOKです。
各項目の解説をしますと…
(1)OFFSETオフセット
操作したときのスピードを設定します。初期値はOFFで、 -100~ +100の範囲に設定可能です。今回はバックさせたいので、マイナス側に設定します。使いやすい速度はコース状況やモーターのパワーによって変わってきますが、まずは-20ぐらいを目処に、遅かったら-25.-30...とマイナス数値を大きくしていきます。
(2)MODEモード
今回はI.UPに設定します。N.BRK(ニュートラルブレーキ)とI.UP(アイドルアップ)の2つの動作モードがあります。
(3)OFFSETKEYオフセットキー
この項目を設定すると、上記(1)のオフセットがET1~5のレバー操作で変更可能となります。(ET4/5操作にはエキスパートグリップが必要です。)セッティング段階で微調整したい場合にはETレバーに設定すると調整が簡単に行えます。今回はOFFのままとします。
(4)KEY キー
オフセット機能を操作するためのキーを設定します。ET1~5、BT1の設定範囲ですが、BT1に設定するとすばやい操作が可能です。
(5)BUTTON ボタン
上の(4)で設定したキー操作をした場合の動作モードを設定します。初期値はTGLEですが、PUSHに変更することで「BT1ボタンを押している間だけバックする動作」に設定できます。
操作の方法
上記のオススメ設定をしていただけば、バックしたいときには、トリガーから指を離してBT1を押すとMiniZは確実にバックします。レースなどで熱くなってしなう場合にもBT1を連打するとすばやくバックすることができます!ブラシレスやVモーターなどでバックがパワフルすぎる場合は上記(1)のオフセットを小さい数値にするか、BT1を連打してスピードを調整しましょう。
この設定は、ミニッツのみではなくバック付きのVFS-FR2などでも有効です。
今回もお読みいただいて、ありがとうございました!