新星!EX-Ⅱの魅力を紹介!(4)
こんにちは!
本日もEX-2の新機能を紹介します!
EX-2は先週紹介しましたカタカナ表記をはじめ、ユーザーのプロポ設定が簡単にできるように配慮した数々の新機能が盛り込まれています。今回は、「トリムセット」のお話です。
作例は以前のKOブログにも登場した、タミヤ社のTT-01Eに EX-2 スタンダードセット ¥32,000(税別) No.10561を搭載して、設定する場合の手順を紹介します。
1、KR-241FH受信機の搭載→ペアリング
サーボの上にEX-2付属のKR-241FH受信機を搭載します。KR-241FH受信機は非常に小型でわずか7.8gの軽量仕上げですので、サーボの上に積んでも気にならないですね。
サーボを1番、アンプを2番のコネクターに配線したらペアリングします。EX-2のセットには、左の写真中央のペアリングスティックも付属します。ペアリングの方法はEX-2付属のスタートアップガイドや取扱説明書にも詳しく出ています。安全にためにペアリングや動作確認の際には、RCカーを台やメンテスタンドに乗せて、タイヤを浮かせて置くようにしましょうね!
2、ステアリングのセッティング
まずはEX-2→受信機(今回の作例ではアンプ)のスイッチをONにして動作させてみます。このとき、電動カーの場合はアンプとモーターの配線は外しておくほうが安全ですね。
今回の作例ではEX-2のステアリングを右に操作してみてRCカーのタイヤが左に切れてしまったので、リバース(ステアリングの反転)を設定します。
もちろん、別のシャーシを使用したときで、右のステアリング操作にきちんと右にタイヤが切れた場合は、リバースの設定変更は行いません。
設定方法は初期画面のメニューから「ステアリング」>「リバース」と進みます。
リバースの画面に入ったら「ステアリングリバース」にカーソルがありますのでENTキーを押します。カーソルが点滅したらR(>)キーを一度押して[NORM]を[REVS]にセッティングを変更します。もう一度ENTキーを押すと変更した設定が確定されます。
3、トリムセットの設定
さて、RCカーの組み立て 説明書ではサーボを組み付ける際に「だいたいこの角度にサーボホーンを取り付けます」の指示がありますが、組みたて完了後にはRCカーのタイヤはなかなかまっすぐにならないと思います。
RCカーに慣れている方は 写真のようにタイヤが少し右に切れているときにはステアリングトリムを左に操作してまっすぐにすることは簡単にできると思いますが、ビギナーさんには理解が難しい場合もあるそうです。
EX-2にはボタン操作であっさりトリムとバランス(ハンドルの最大切れ角)が設定できる「トリムセット」機能を装備しました!
トリムセットは初期画面から「セッテイ」>「トリムセット」とメニューを進みます。
トリムセットメニューには「ステアリングオートトリム」「オートバランス(ヒダリ)」と「オートバランス(ミギ)」があります。ステアリングの曲がりを直すトリムのセッティングをする場合は「ステアリングオートトリム」を使用します。
設定手順はとっても簡単です。
カーソルがステアリングオートトリムの「SET」にあるときにEXTキーを押します。カーソルが点滅しているときにEX-2のステアリングハンドルを操作して、RCカーのタイヤがまっすぐになるところに操作します。
この時、ハンドルのスポンジとステアリングユニットの ケースの部分に指をかけると、ちょうどいいハンドルの角度に固定しやすいです。
RCカーのタイヤがまっすぐになるところにハンドルを固定したまま、ENTキーを押します。
すると、LCD画面にステアリングトリムの画面が表示され、オートトリムの設定が完了します。この時、まっすぐに固定していたRCカーのタイヤは、ビクッと動いてすこし曲がります。「アレッ!?」と思われる方もいらっしゃいますが、これはステアリングハンドルの角度を曲げた状態で固定しているので、新しいセッティングではハンドルを切っていることになる為で、ハンドルは曲がった位置になっていますが、ステアリングハンドルから手をはなすとタイヤはまっすぐになります。
オートバランスのセッティングも同様に「SET」でENTキーを押し、ハンドルを操作、切りたい位置でハンドルを固定しながらENTキーを押したら完了ととっても簡単にできます!
今回もお読みいただき、ありがとうございました!