HCS対応!KR-415FHDのお話し

2016年12月13日 < プロポ > EX-RR <受信機> KR-415FHD < HCS >

こんにちは!

今回は、先日発売になったKR-415FHDのご紹介です。
KR-415FHDは新規採用の高速通信システム HCSモード を採用したKO PROPOの最新ハイエンドプロポEX-RRに標準装備の受信機です。EX-RRの詳しい記事は前回のKOブログ特設ページをご覧ください。

 

No. 21009

KR-415FHD 2.4GHz FHSS \ 16,000 (税抜)  

 

【スペック】●サイズ:30 x 23 x 12.8mm●重量:8.0g●電源電圧:4.8~7.4V●デュアルアンテナFHSS 方式D.D.S 対応●チャンネル数:4CH(HCS/ ノーマルモード対応)●シールドアンテナ(線材長210mm)●金メッキ端子

1、HCSとは…

HCSの使い方

HCSはKOPROPO独自の新型高速通信システムです。通信というと、電波(無線)や光ケーブルを連想しますが、お手持ちのサーボがそのまま使用可能なように、従来と同様の3本のワイヤー(サーボコネクター)のまま、新システムを導入しました。HCSでは、受信機からの信号をサーボが受け取り、動き出すまでの時間を従来の1/4まで劇的に短縮することで、最強クラスの操縦リニアリティを獲得しています。HCSの詳しい説明は、KO PROPOホームページに特設ページがありますので、こちらをご覧ください。

KR-415FHDでは、1~4CHのそれぞれに独立でHCSモードを設定することができますので、ESCを使用するEPカーでは1CHだけHCSモード、2CHは各社製ESCが動作するノーマルモードといった使い分けが可能です。設定変更を簡単にできるように、「RXモードセレクター」も開発しました。EX-RRのセットには、RXモードセレクターも付属します。

HCSモードセレクターの使い方は、こちらの動画をご覧ください。


操作は

①モードの確認をしたいとき → 確認したいCHに差し込んで、KR-415FHD受信機の電源ON
②モードの変更をしたいとき → 変更したいCHに差し込んでKR-415FHD受信機のボタンを押しながら電源ONする
とても簡単です。

HCS対応サーボについて

HCSモードを使用するには、HCS対応サーボが必要です。

No. 30214 BSx3-one10 Grasper \ 20,000 (税抜)  

【スペック】(6.0V時)●トルク:8.0Kg・cm スピード:0.10sec/60°(7.4V時)●トルク:10.8Kg・cm スピード:0.09sec/60°●サイズ:40.5×26×21mm(ロープロタイプ)●重量:51.0g●電源:6.0~7.4V●お勧めカテゴリー:1/10電動ツーリング、1/10電動バギー、1/10エンジンツーリングなど
【プリセットICSデータ】
Model1:スタンダードセット Model2~5:マイルド設定

 

No. 30126 RSx3-12 \ 11,000 (税抜)  

【スペック】(6.0V時)
●トルク:7.5Kg・cm スピード:0.13sec/60°●サイズ:33×26×15mm(ミニケースタイプ)
●重量:26.0g●電源:6.0V●お勧めカテゴリー:1/12レーシング、GTカー、1/10F1など

【プリセットICSデータ】
Model1: 標準セット(1/12ストック向け)/ Model2: 2014年世界戦セット(1/12モデファイ向け、マイルド)/ Model3: 2015年全日本優勝セット(1/12モデファイ向け、クイック)/ Model4: GT500、ワールドGT、F1ゴムタイヤ向けセット / Model5: F1スポンジタイヤアスファルト路面向けセット


HCSモード対応サーボは、順次ランナップを追加していきます!
 

2、KR-415FHDの特徴

Dual RXで混雑時のノイズが多い状況でも受信エラーが少ない


ポイントは2つの受信回路に装備されるアンテナが、1つは垂直で1つは水平なことです。昨今のレース向けプロポは、各社FHSSという電波方式を使用しています。FHSS方式はプロポの電波を決まったパターンで移動するので、ごく短期間ながらほかのプロポの電波と重なる瞬間があります。重なった電波は乱れが生じますので、受信機ではエラーとなり易く、その瞬間のパケットを破棄する場合もありますが、垂直と水平アンテナでは受信するので受信成功する確率が上がります。単一回路では2~3台で走行する際にも、「身に覚えのないブレーキミスやアンダーステア」が起きる場合がありましたが、KR-415FHDはこういった操作ミスがぐっと減り、ラジコンの操縦リニアリティが大きく向上します。

Dual RXの効果はメインのシールドアンテナを垂直に立てると最大限の効果を発揮します!

薄い、軽い!

KO PROPOの定番ハイエンド受信機はKR-413FHでした。KR-415FHDでは受信機本体の高さを30%以上低減して、受信機本体の高さは12.5mm(アンテナ含まず)になりました。1/12レーシングカーでサイドポンツーンの低いボディを搭載する際にもぐっと楽になります。重量も1円玉8枚の8gに抑えましたのでKR-413FHからの載せ替えにもほぼ影響ないでしょう!

 

ショートアンテナバージョンにはアンテナパイプとキャップも付属

KR-415FHD 2.4GHz FHSS(ショートアンテナ仕様) \ 16,000 (税抜)  

【スペック】●サイズ:30 x 23 x 12.8mm●重量:8.0g
●電源電圧:4.8~7.4V●デュアルアンテナFHSS 方式D.D.S 対応
●チャンネル数:4CH(HCS/ ノーマルモード対応)
●ショートシールドアンテナ●金メッキ端子

KR-415FHD単品販売のショートアンテナ仕様には、85mmのアンテナパイプとアンテナキャップも付属します。

ツーリングカーのボディ内部に収まる高さです!
アンテナパイプをKR-415FHDに直接差し込めるので、アンテナポストも取り外してスッキリします。構造上パイプの掛かりが浅いので、ゴム系接着剤やシューグーでアンテナパイプの根元を接着してご使用ください。

 

 

 

KR-415FHDはEX-RRと組み合わせて使用することで最速クラスのパフォーマンスを発揮します。しかしながらKR-415FHDとHCSシステムは受信機とサーボ(ESC)の通信速度を向上していますので、EX-1KIYやEX-2でご使用いただいても、従来を上回るパフォーマンスを発揮すること間違いなしです。新世代の通信システムHCS搭載のKR-415FHDを、ぜひお試しください!
今回もお読みいただいて、ありがとうございました!

 

 

 

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