ICSサーボセッティング(3)PCでのデータ登録

2016年10月28日 選び方とセッティング < ICS > ICS機器 ICS USB アダプターHS PCの設定・インストール

こんにちは!

今回は、前回記事ICSサーボセッティング(2)サーボのモデルメモリーの続きです。
今記事ではサーボのモデルデータをパソコンで変更、登録する方法についてご説明します。


 

(1)パソコンの環境を確認します

今記事は以前の記事からの続きになります。サーボセッティング(1)ソフトウエアインストールの記事では、パソコンに①ICSUSBアダプターHSのドライバーソフトと、②ICSマネーシャーソフトウエアをダウンロードして、使用可能な状態にしています。

もし、今回の記事からお読みの場合は、コチラの記事からご覧くださいね。

 

(2)ICSサーボとパソコンを接続します 

ICS対応サーボ と、ICSUSBアダプターHSをつなぎ、パソコンのUSB2.0(または3.0)ポートに接続します。 

上の写真ではRSx12サーボを使用しています。
USBアダプターとサーボを接続する際に写真のように直接接続できない場合は、ICSUSBアダプターHSに付属の延長コードを使用します。
この時、コードが3本の2又ケーブルなどを使用します。白黒2本線はESC用でサーボには使用できませんのでご注意くださいね。

接続が完了したら、以前の記事でダウンロードしたICSマネーシャーソフトウエアを起動すると、上の写真のようにパソコンの画面に「Kopropo ICS Servo Manager Ver.2.0.1.0」ウインドウが開きます。
(画面の表示デザインはパソコンのOSによって異なる場合がありますが、内容や使用方法は変わりません)

 

(3)ICSマネージャーソフトを使用可能にします

ICS Servo Managerソフトを起動したら、まず、COMポートを設定します。

 

上の画像の「COM」項のプルダウンボックスをクリックすると、以下のように「ICS USB ADAPTER HS(COMxx)」と出てきますので、そちらを選択します。(COMxxの番号は、ご使用のパソコンによって変わります)

 

もし、「Disconnect」しか出ない場合は、ドライバーソフトのインストールに失敗してますので、デバイスマネージャーで右クリック>ドライバソフトウエアの更新を実行して、再インストールしましょう。
デバイスマネージャーの確認方法は①Windows7以前のOSの場合なら画面左下のスタートメニュー>コントロールパネル>を進むと、すべてのコントロールパネル項目の中にデバイスマネージャーがあります。②Windows8.0以降の場合はWindowキー+Xキーで表示されるメニューの中からデバイスマネージャーを選びましょう。

COMポートを設定すると、現在の設定データが自動で読み込まれます。

 

上から3段目右側のModel Select の項に、「1」と表示されていますので、現在接続したこのRSx12は、モデルセレクト1が設定されていることが分かります。これまでこのサーボはモデル1のデータで使用して来たということですね。この使い慣れた標準の設定はバックアップに残しておけば、もし標準セッティングに戻したくなっても安心です。

(4)バックアップデータを作成しておきましょう

ICS Servo Managerソフト上から2段目に、ファイルとフロッピーディスクのアイコンがあります。このフロッピーディスクのアイコンを押すと、現在表示されているセッティングデータをパソコンに保存します。

「名前を付けて保存」ウインドウが開きますので、適当な名前を付けて、データを保存しておきましょう。

上の画像では「日付_機種名_ノーマル」のファイル名としています。戻したくなった時に、なるべく困らない名前にしておきましょう。

 

(4)変更データを登録しましょう

今回は、標準の設定から「もう少し切りはじめのピクピク感を取って、マイルドにしたい!」場合を想定して、3つのモデルデータを登録したいと思います。ICSセッティングデータの内容はICSサーボセッティング(2)サーボのモデルメモリーの記事に纏めてあります。切りはじめのセッティングはStretch1ですので、ここを変えます。はじめはどれぐらい変えると丁度良いかわからないので、「3,6、…」ぐらいから試すといいでしょう。

ICS Servo Managerソフト右上の「Model Select」項のプルダウンボックスをクリックし、2をクリックします。

「Change Model Number?(モデルセレクトを変えてもいいですか?)」の確認が出ますので、OKを押します。すると、モデルセレクトが2番になります。

ICS Servo Managerソフト左上のファイルのアイコンをクリックして、先ほど保存した「20161026_rsX12_ノーマル.kpd」設定データを開きます。

先ほど保存した設定データが表示されますので、ここでは、試しにStretch1を3減らして、「16→13」としてみます。数値は直接タイピングして書き込みこともできますし、数値右側の上下の▼▲マークを押して変更することもできます。
数値を変更したら、ICS Servo Managerアプリ右下の「Write」アイコンをクリックすることで、RSx-12にセッティングデータを書き込みます。
これで、モデル2には「Stretch1を3減らしたデータ」が書き込まれました。

同じように、ICS Servo Managerソフト右上の「Model Select」モデルセレクトを3に変更=>ファイルを開く=>Stretch1を6減らして「16→10」=>Write(書き込み)の流れで、モデル3に「Stretch1を6減らしたデータ」を書き込みしましょう。
書き込みが完了したら、モデルセレクトを1に戻して、右上のxマークでソフトを終了してから、ICS USB アダプターとサーボの接続を取り外します。

(5)走行して試してみましょう

これまでの流れで、RSx12に3種類のセッティングデータが入りました。モデルメモリーは5種類あるので、お時間とテストの費用に問題なければ最大5種類までのセッティングを試すことができます。なるべくそろった条件で、モデルメモリーを切り替えて比較していきましょう。

走行するサーキットやコースで実際にモデルデータを変更するには、パソコンでICS Servo Managerソフトを起動して変更することも可能ですが、サーボモデルセレクターをご用意いただくと、手軽に素早くサーボのモデルデータを変更できますのでお勧めです!
サーボモデルセレクターの使用方法はこちらの記事をご覧ください。

モデルセレクトを1→2→3と変更すると、Stretch1の設定が16→13→10と変化したセッティングデータの違いをご体感いただくことができます。

今回は記事の量が多くなってしまいましたが、この記事の上から順に進めていただければ、ICSサーボのセッティング変更は迷いなく進めていただけると思います。上の記事ではStretch1を変更した例としましたが、操舵量が大きくなるツーリングカーではStretch2とPunchを変更すると変化がわかりやすいでしょう。2駆ドリフトでジャイロを使った場合のブルブル病(サーボが小刻みに振動する現象)対策にはDampingを小さくすると効果が高いですよ。

お読みいただき、ありがとうございました。

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