ESPRIT4 ASF 新発売のお話し
2016年6月3日 < プロポ > <新製品> プロポ関連記事
こんにちは!
今回は、近日発売予定のESPRIT4 ASFのお話です。
ハイエンドスティックタイププロポ「ESPRIT4」にミニッツASF対応のASFバージョンが加わり、新発売となります。
ミニッツのレースを観戦に行くと少数ながらESPRIT3のユーザー様が見受けられます。かねてよりESPRIT4のミニッツ対応につきましてはご要望を頂戴しておりました。大変お待たせいたしました。万事の準備が整いましたので、いよいよ発売開始です!
No. 10704
\ 49,800 (税抜) 近日発売
KO WEB SHOP限定販売 6月7日発売予定
●送信周波数帯:2.4GHz(DSSS)
●対応受信機:ミニッツ / dNaNo 2.4GHz ASF
※MHSには対応していません。
※バッテリーは別売りです。
KO PROPOホームページや上記の詳細説明にありますように、ESPRIT4 ASFはASF方式のミニッツ、ミニッツF-1やミニッツバギー、dNaNo、ミニッツモンスターやオーバーランドに対応しています。
また、ESPRTT4ASFはMHS/ASFコンパチブルのMiniZ MR-03VE PROやMiniZ AWD VE PROなど、PRO基板とペアリングして使用することも可能です。PRO基板を使用すると、ESPRIT4の3c機能を使用して、ジャイロゲインコントロール(感度調整)することも可能となります。
それでは、ESPRIT4 ASFの代表的な機能、特徴をお知らせしますね!
KO PORPOホームページには詳細な説明がありますので、合わせてお読みくださいね。
1、LIFeバッテリー装備を前提にした筐体設計!
KO PROPOから発売の Tx リフェバッテリー 2N-1550を使用した際に最適な重量配分となるように筐体を設計。
バッテリーを含んでの全体重量もESPRIT3の820gからESPRIT4では620gと、実に30%以上の軽量化を達成しました。ESPRIT4を使ってから他のプロポを持つと、違いがよくわかりますよ!
初代のESPRITから受け継がれ大変ご好評いただいている、背面ケースの「指かけ」リブも受け継がれています。
ESPRIT4 ASFの消費電流は最大で60mA(6.6vLIFe使用時)です。1550mAhのバッテリーでは理論上、24時間以上使用できる超低燃費設計も魅力ですよね!
2、RESPONSE>FEEL機能を装備!
ESPRIT4 ASFは内部処理速度の向上により非常にクイックなレスポンスが得られます。プロポからミニッツまでの伝送速度を向上した結果、状況によってはタイヤが路面を掴む感覚「ロードインフォメーション」スピードを追い越してしまう場合があります。これに対応して、路面グリップ感を自在に調整するFEEL機能を装備しました!
本来であればタイヤの硬度や直径で調整する路面グリップのリニアリティを、+100~-100の設定範囲で調整が可能になります。お好みのグリップ感の調整のみならず、レーススタート直前に「しまった!」のときにも大活躍しますよ!
FEEL機能の初期設定は、下の画像のようにステアリングは-40、スロットルの前進側は-50、スロットルのブレーキ側は0に設定してあります。
ステアリング、スロットル個別にパラメーター設定が可能です。ステアリングのFEELをプラス側に設定するとステアリング操作の初期反応が向上し、マイナス側に設定するとピクピク感を抑えてあと曲がりな特性に変化させることができます。
スロットルの前進側の設定をプラス側に設定すると、ICSのドライブ周波数を低くしたような軽い加速感となり、ピュン!と加速するようになります。しかし、あまり大きな数値設定をすると、バッテリーの電圧降下やホイルスピンを起こしてしまい、かえって加速しない現象を発生します。逆にマイナス側に設定すると、モリモリした加速感が得られます。発売までのテストを繰り返した中で、最適なロードインフォメーションが得られる設定は-50でした。
スロットルのブレーキ側をプラス側に設定すると、ブレーキがガツン!と効くようになります。逆にマイナスに設定すると、ググッと効くようになるのですが、動きの速いミニッツではブレーキのフィールは0以上、プラス側で使用したほうがよいと思います。(お好みにより、マイナス側で使用することももちろん可能です。)
まずは初期設定のままでお試しいただき、ご自身の最適と思われる設定にチャレンジしててくださいね!
後のほうでご説明するショートスティックヘッドを使った際には、ステアリング、スロットルともにマイナスの方に設定が変わると思います。
右の写真はウレタンコースでAWD VE PRO(MA-020)を使用した際の私のおすすめ設定になります。AWD VE PROはMR-03VE PROに比べると、シャフトドライブの分で多少ステアリング反応がマイルドになりますが、ステアリングフィールをプラス側に設定してばっちりです!
3、PRO基板のジャイロコントロールに対応
先述のようにESPRIT4ASFはMHS電波を使用することはできませんが、PRO基板とペアリングして走行中のジャイロゲインコントロールを使用することができます。設定方法も簡単ですので、以下、解説しますね。
PRO基板のゲインコントロールは3chの5WAY機能を使用します。
まず、MAINメニューの3/4ch>3chControl Menu>MODEと進み、CONTROL MODEを「5WAY」に設定します。
ミニッツPRO基板の仕様で、ICS設定のSTGAIN(初期値;90)から上に2段階(95,100)、下に2段階(85,80)の5段階調整が可能です。ESPRIT4ASFの起動時はPOS3から調整可能なように設定しておくと便利です。
上写真のCONTROL MODEを設定したら、一度バックキーを押して3chControl Menu>5WAYに進むと左写真の設定画面になりますので、STARTを「POS3」にします。
コースのアウト側やピットレーンに停車中にジャイロゲインを素早く変更するには、ET5(スロットルスティック下の左右に動作するETトリム)で操作すると簡単です。もし、走行中にゲイン変更をしたい場合はET4に設定すると使いやすいと思われます。お好みのコントロールKEYを左写真のカーソル位置で設定します。
設定したETキーを操作するとLCD画面がMONITOR表示に変わって、現在の3chの出力を確認できます。
4、オプションのショートスティックヘッドでより軽い操作感に!
ESPRIT4と共通のスティックヘッドが使用可能です。
ショートにすることで全開、フル舵角までのストロークが減りますのでミニッツの動きがさらに軽く、素早くなったようなフィーリングになります。軽くなりすぎてピクピクで扱えない場合には、Response&FEEL機能を活用しましょう!
今回はKOホームページとは別の視点から、おすすめポイントを紹介させていただきました!
ESPRIT4 ASFは、弊社Webショップ限定発売になります!
今回もお読みいただきまして、ありがとうございました!