KR-212FHGの使い方(3)スロットルコントロール編

2013年4月11日 <受信機> KR-212FHG

今回はEX-1+KR-212FHGのスロットルコントロール編です!

KOPROPOのジャイロシステムは独自のミキシング機能を装備しているので、コーナー立ち上がりのオーバーパワーによるテールスライドを防止することができます

スロットルのコントロール機能はEX-1の4chの信号で調整します。

[1]ダイレクトボタン設定

 よい具合の調整が見つかるまでは何度かメニューを呼び出すので、今回も便利なダイレクトボタン(DBT)を使用しましょう。

”DBT4">【System Menu】>”DirectBT”>ENT>”DBT3:3CH.C”>ENT>ジョグで”DBT3:4CH.C”を選択>ENT

とすすんで、DBT3の割り当てを4CHの設定に変更しておきます。

[2]スロットルコントロール(4ch)設定

①スロットルコントロールは効果が大きいので小さな数値で調整できるANALOGのモードを使用します。【4chControl Menu】のMODEを”ANALOG"に設定します。

”DBT3”>【4chControl Menu】 >”MODE”>ENT>”CONTROL MODE:OFF”>ENT>”ANALOG"を選択>ENT

初期画面右下の表示が4:ANLGとなっていればOKです!

②4chのANALOGの内容を使いやすいように整理します。
 まずは操作キーをET3に設定しましょう。

”DBT3”>【4chControl Menu】 >”ANALOG”>ENT>【4chContorl:ANALOG】>”KEY :OFF”>ENT>”KEY :ET3”を選択>ENT

③スロットルコントロールは姿勢が乱れたときにスロットルを戻す制御なので、設定幅は0~100にします。

【4chContorl:ANALOG】>”LOW:-100”>ENT>”LOW: 0”に変更>ENT

④以上で走行前の調整が完了です!
 モニター画面で確認してみます。
 ET3を下方向へ操作したときに少しずつ4CHのバーが左の方へ移動したらOKです!

[3]走行して調整

 コーナーからの立ち上がりの特性に注目しましょう!

 


こちらから動画もご覧いただけます!


(上手く表示されない場合はF5を押して再表示してみてください。)

1つのコーナーをクリヤしてから、次のコーナーに向けて加速したときにリヤがスリップしてしまうような時に効果を発揮します!ET3を操作してスロットルコントロールの効果を調整します。

適当な設定量はモーターのパワーやタイヤグリップ、シャーシセッティングにより替わります。
お手持ちのシャーシで走行しながら適正値を設定しましょう!
(設定例1)ナローF-1(F104サイズ)/13.5Tブラシレスノンブースト/LIPO /スポンジタイヤ
      ⇒6回ET3をカチカチ(設定値30)
(設定例2)ワイドF-1(F103サイズ)/17.5Tブラシレスノンブースト/LIFe /スポンジタイヤ
      ⇒2回ET3をカチカチ(設定値10)

※上記の⇒6回ET3をカチカチ(設定値30)は 【4chContorl:ANALOG】メニューの”STEP”が初期状態で5に設定してある為、掛け算して分かる数値です。6回xSTEP:5=30ということです。

 小技紹介!

例えばスロットルコントロールで設定値30がちょうど良い具合で走行できるので、これを基準としたい場合に、上記の設定のままだと電源を入れるたびに4chの設定が0に戻ってしまいます。

起動時の設定値は【4chContorl:ANALOG】メニューの”CEN”で変更できます!

今回の例では30を基準としたいので、

【4chContorl:ANALOG】>”CEN: 0”>ENT>”CEN:30”に設定変更>ENT
 と設定変更しましょう。
 

EX-1起動時の4chの設定が30からスタートするようになりました!
 

今回もお読みいただいて有難うございました!
これまでは、アシスト機能の基本的な設定方法でしたが、次回はさらなる活用法を紹介します。

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