KR-212FHGの使い方(1)準備編
今回からはEX-1とKR-212FHG受信機と組み合わせて使用する際の設定の仕方をご紹介します!
まずは「準備編」としてEX-1の方の基本的な設定をしていきます。
KR-212FHG受信機の特徴
ラジコンカーの運転を楽にしてくれるアシスト機能付きのジャイロ内蔵受信機です。
リヤタイヤのスリップを検知して、受信機が自動的にハンドル操作をアシストします。さらに、スロットル(アクセル)操作を補助するトラクションコントロール機能も装備しています。
とくにGTカーやF-1、バギーなどリヤ駆動の2WDのラジコンカーでスピンを防止してくれるので、安定したコーナーリングが簡単に出来るようになり、楽しくラジコンカーの操縦ができます。
走行中でもアシスト効果の量をEX-1から変更することが出来ますので、タイヤが消耗してきたときやグリップ材の効果が切れたときにも即時に対応できます! マキマキとサヨナラです♪
3chの信号でステアリングのアシスト機能
4chの信号でスロットルのコントロール機能 が調整できます。
それでは、EX-1でKR-212FHGを使用する際の設定方法をなるべく詳しく紹介していきます。
【1】KR-212FHGとのペアリング
まずはペアリングをします。詳しい操作方法はこちらの記事にあります。
ペアリングが完了したら、シャーシの電源はOFFします。
【2】チャンネルセレクト
EX-1の最初の設定は2chの設定なので、4chのモードに変えます。
①初期画面からLCD画面の下の一番右、ダイレクトボタンの4番をポチッと押します。
②System Menu画面が出ます。
Responseが黒く反転していますのでエンターキーを押します。
③Responseメニューに入ります。1行目のOUTPUT:2CHというところが黒くなっていますので、そのままエンターキーを押します。
④カーソル点滅が始まりますので、ジョグダイヤルを右に廻すと2CHの表示が4CHに替わります。もう一度エンターキーをおすと、点滅が終了して4CHという表示で黒くなり、設定が確定します。
※操作の注意!
EX-1は黒いところが点滅中にジョグダイヤルを操作すると設定を変更できます。
設定変更後にエンターキーを押すとその変更が確定されます。
もし、バックキーと押すと変更をキャンセルします。
変更の確定は必ずエンターキーです!
⑤4CHの設定が完了したらバックキーを押して、初期画面に戻ります。
【3】ダイレクトボタン機能の設定
上にも書いたように、EX-1の3chと4chの機能を使ってアシスト効果を設定していきます。ちょうど良い効き具合の設定値を求めていく過程では何度かメニューを呼び出します。簡単に呼び出し出来るようにEX-1のダイレクトボタン(DiretBT)を設定すると、さらに便利です。
ここでは3chをダイレクトBTに設定する場合を例に紹介します。
①初期画面からLCD画面の下の一番右、ダイレクトボタンの4番をポチッと押します。
②System Menu画面が出ます。Responseが黒く反転していますのでジョグダイヤルを右に操作してDirectBTを黒くします。
③DirectBTメニューに入ります。ジョグダイヤルを右に操作して3行目のDBT3を黒くして、エンターキーを押します。
④ここで右行から3CH.Cを選択してエンターキーを押します。点滅終了後にバックキーを押すと、初期画面が下の中央写真の様に変わります。この設定後は、LCD画面下の3番のダイレクトボタン3を押すと3chコントロール(3chControl Menu)が簡単に呼び出せるようになります!
ダイレクトボタン3番のメニューが
3CH.Cに変更されました。
今回もお読み頂いてありがとうございました!
次回は、ステアリングのアシスト機能を設定していきます。