VFS用セッティングシートのご案内

セッティングアダプターだけを御使用の場合などでも、設定内容をグラフによる一覧で確認したいというご要望にお答えして、PDFファイルによるセッティングシートをご用意いたしました。データが書きこまれていないブランクシートとPCのソフトウエアに付属のサンプルを書き込んだものがあります。必要に応じて印刷するなど、ぜひご利用ください。


設定シートブランク(PDF)
設定シートサンプル1(PDF)
設定シートサンプル2(PDF)

設定シートサンプル3(PDF)

設定シートサンプル4(PDF)

 

VFS-1の設定を行う場合、サンプルにあるデータは参考になるとは思いますが、ではこれからどこを変えれば最良の設定になるかは、車、モーター、バッテリー、スロットルワークなど他の要因で結果が大きく異なります。また、現在、弊社サービスなどに寄せられた事例などから、いくつかのポイントをご紹介します

●一般的には、周波数を低くするとパワーがでて、高くするとパワーはなくなるが燃費が良くなります。
しかし、パワーが欲しくて周波数を低くしても、変わらない場合や逆にパワーがなくなるような場合は、逆に周波数を高くしてください。ニッカドがその電流を流せる場合では、周波数を低くすれば良いのですが、パワーがなくなるようなほとんどの場合、ニッカドの電圧が降下してこれがパワーダウンの原因になっています。こういった場合、電流を逆に減らすことでニッカドのパワーを有効に取り出すことができます。

●多くの場合、スロットルの引き始めは周波数を高くして、その後パワーを出すために、少し低くします。さらにスロットルを引いたポイントでは、車が転がっていて電流も下がっている状態ですから、周波数を高くしておきます。この例がよくわかるのがSample1のデータです。このデータを変えて行くとすると、全体の周波数を上げるか、下げるかの選択と周波数を切り替えるポイント(スロットル位置)の見極めが重要です。もちろんそれぞれのポイントでの周波数設定も、試していく必要があります。