従来のスプリングは、傾けるほどにバネのテンションが強くなりますが、今回のソフトスプリングでは傾けてもほぼ一定の力加減で動作させることができます。さらに、テンションを調整することも可能ですので、バネを堅く調整するとともに、ニュートラル通過時の「乗り越え感」の強弱を変更できます。
角度センサーから操作する指までの距離を短縮することにより、動作角度に影響が 出ないように指の移動量を減らすことでダイレクト感がアップ。
少ない指の動きでアクセル/ ブレーキが反応するので、動き出しがリニアになり、 さらにフルスロットル/ フルブレーキまでの操作量を、より自然に感じ取れるようになりました。
ステアリング同様に操作中はトリガーも常に動作し続けます。
接触型のセンサーでは摩耗が感度に影響しますが、今回新たに採用したセンサーは 従来の100倍の耐久性を持ち、感度が整ったまま長くご利用できます。 また、センサーが出力する信号精度に注目。これまでのセンサーと比較して、 操作量に対してよりリニアな信号を出力します。 指先の操作感覚がさらに、細かくESC やサーボに伝わる様になりました。
タイヤ径(TYRE DIAMETER)項に使用するタイヤ直径を入力すると
[ 指数(ROLLOUT): モーター 1 回転あたりにマシンが前進する距離 ] が自動算出される機能を追加しました。
これにより、F-1 や 1/12 レーシングなどの DD カーでタイヤ径の変化があった際や、スパーギヤの変更の際に適正なギヤの選択が迅速に行えます。
これを補うために、ニュートラルに戻した時のスロットルの効き具合とその動作時間が調整できるようになりました。
ギヤ比の少ない F1 や WorldGT、1/12 カテゴリーのマシンに有効です。
● RF モードをホーム画面に表示(FH-G/ FH-F /MzMHS G/MzMHS F)
●ステアリングスピード 2WAY 実装 (2WAY;TURN1/2、TURN POS RETURN1/2、RETURNPOS)
●スロットルスピード 3WAY 実装(3WAY; TURN L/M/H RETURN H/M/L、POS L>M/M>H)
●アクセラレーション フル機能実装 >THROTTLE CYCLE設定画面(START TRIGGER POS、END TRIGGER POS)
● ABS フル機能実装 >THROTTLE ABS設定画面 (TRIGGER POS、DELAY、DUTY)
●ステアリングオーバーライド バランス L/R 機能追加
●USER TIMER 機能追加 >CONFIG設定画面
●モデルメモリー最大35 まで登録可能
※Ver.2.12は、Ver.2.1と機能面では差がありませんが、軽微な修正がおこなわれています。
【機能一覧】
<モデル>
モデルセレクト /モデルネーム/ モデルコピー /モデルリセット / オールリセット / 35モデル
<システム>
ディスプレイ / バッテリー / 計算機 / サウンド/ VR インフォメーション / 設定 /キースピード /メニュースピード /表示言語 / オペレーションタイマー /ユーザータイマー
<ステアリング>
トラベル/ バランス / トリム/サブトリム / トリムレート / スピード ターン(2way) / スピード リターン(2way) / カーブ / パンチ / フィール / レスポンス / ステアリングオートトリム/ステアリングオートバランス/リバース
<スロットル>
トラベル F / トラベル B / トリム/サブトリム / トリムレート / スピード ターン(3way) / スピード リターン(3way) / カーブ /パンチ / フィール / レスポンス/ プッシュコントロール / アクセル / ABS /オートスタート /アイドルアップ / ニュートラルブレーキ / オーバーライド / リバース
<3ch/4ch>
キー設定 / 2WAY / 3WAY / 5WAY / アナログ/ ジャイロ / ツインサーボ / 4WS/アンプミキシング /スロットルミキシング / トリムセット
<タイマー>
タイマースタート / トリガースタート / ラップヒストリー / スタートストップキー /ラップキー /ラップナビ / アラームタイム/ プリアラーム / アラームモード / タイマーモード (ラップタイマー/ダウンタイマー)
●長期の使用でもフレッシュな触感を保つピアノフィニッシュのカーボン調パネルとアルミビス。
●小径 / 軽量化でレーシーな雰囲気を引き立てる新デザインのアルミステアリングホイール
●サイズ:230×163×107mm(突起部含まず)
●重量:536g(電池含まず)
●電源:単四乾電池、ニッケル水素電池×4本(別売)
リチウムフェライトバッテリー(2セル 6.6V)※
リチウムポリマーバッテリー(2セル7.4V)※
●消費電流:150mA以下
※アルカリ電池使用時連続で4~5時間の連続運転が可能です。
●チャンネル数:4
●送信周波数帯:2.4GHz(FHSS)
●ニュートラルパルス:1.5msec
●モデルメモリー:35
●対応受信機:KR-415FHD / KR-418FH / KR-413FH /KR- 241FH / KR-212FHG / KR-211FH / KR-411FH
※リチウムフェライトバッテリー、リチウムポリマーバッテリーを使用する場合は、別途バッテリースタンドユニットが必要です。
本体構成:(機種共通)
マスターユニットEX-RR ×1
LCDエクスパンションユニット EX-104S ×1
アルミステアリングホイール3 x1
ノーマルエクステンションユニット2 ×1
エキスパートグリップユニット2(ライトハンド) ×1
ノーマルスタンドユニット ×1
受信機:KR-418FH ×1
付属品:RX モードセレクター x1
本体構成:各機種共通
受信機:KR-418FH ×2
付属品:RX モードセレクター x1
本体構成:各機種共通
受信機:KR-415FHD(ショートアンテナ) ×1
付属品:RX モードセレクター x1
本体構成:各機種共通
受信機:KR-415FHD(ショートアンテナ) ×2
付属品:RX モードセレクター x1
【スペック】
●サイズ:30 x 23 x 12.8mm
●重量:8.0g
●電源電圧:4.8~7.4V
●デュアルアンテナFHSS 方式D.D.S 対応
●チャンネル数:4CH(HCS/ ノーマルモード対応)
●シールドアンテナ
●金メッキ端子
●HCS対応
【スペック】
●サイズ:28 x 18.3 x 18.5mm
●重量:7.5g
●電源電圧:4.8~7.4V
●チャンネル数:4CH(HCS/ ノーマルモード対応)
●シールドアンテナ
●金メッキ端子
●HCS対応
Q & A
Q: EX-RRですべてのMini-Zレーサーを操縦できますか?
A: EX-RRは、電波モードの切り替えにより、通常のFHSSとミニッツレーサーのMHSがご使用可能です。 ミニッツレーサーでも、MHS対応以外の機種にはご使用にはなれません。
Q: HCSは、Mini-Zでも使用できますか?
A: HCSは、対応受信機・サーボの組み合わせで実現するFHSS使用時の機能です。Mini-Zレーサーでは、HCSは機能しません。
Q: グリップユニットは、EX-1のグリップユニットと同じように見えるが違いはありますか?
A: 外観としては、グリッププレートのカーボンプリントとシルバーアルミビスの違いがあります。 また、スロットル操作を行う重要なトリガーのユニットは、新設計のユニットを採用しています。 角度センサーの刷新を初め、従来のユニットを超える操作感を感じていただけます。
Q: KR-415FHD以外の受信機を使用できますか?(一緒に使用できる受信機はどれですか?)
A: KR-415FHDご使用時には、HCSを使用できますが、それを除けば、従来のFHSS受信機をそのまま使用することもできます。 従来のFHSS対応受信機はすべて使用可能です。(KR-211FH、KR-212FHG、KR-241FH、KR-413FH)
Q: KR-415FHDは、EX-1やEX-2と一緒に使用可能ですか?
A: 使用可能です。また、HCSは、対応受信機・サーボの組み合わせで実現するFHSS使用時の機能ですので、これらの送信機と一緒に使用する場合でもHCSはご使用いただけます。
Q: Dual RXとはどういう機能ですか?
A: 通常の受信機では、一つのアンテナと一つの受信回路を持っています。KR-415FHDでは、2つのアンテナと2つの受信回路を持っていて、正常に受信できた信号を常に選択することで、信号の精度を向上させています。
Q: KR-415FHDのレスポンスはKR-413FHより早いのですか。
A: 基本的には同等ですが、全体の処理速度が上がっているのとDualRXによる、受信精度の向上によりKR-415FHDの方を 速く感じる場合がございます。 なお、HCSで使用した場合には、KR-415FHDのほうが速くなります。
Q: ショートアンテナでの到達距離は通常のアンテナより短いのですか?
A: 受信機としての、性能(到達距離)は、同等です。ただし、2.4Ghz周波数帯の直進性が強い電波の特性により 、エンジンカーに搭載した場合、ショートアンテナの方がエンジンヘッドなどの他のパーツの影響を受けやすく不利になります。 そのためショートアンテナは、電動カーでのご使用を推奨いたします。
Q:RxモードセレクターはKR-415FHD専用なのですか?
A: 2019年4月時点ではKR-415FHDとKR-418FHが対象機種になりますが、今後のHCSに対応する受信機も使用できる予定です。